膝の痛みに悩まされている方必見！膝痛を引き起こす主な原因を解説
膝痛の原因は大きく「疾患」と「それ以外」の2種類に分けられる
膝痛の原因はさまざまですが、おおまかに「疾患」と「それ以外」の2種類に分けられます。「疾患」は病気による骨・関節・靭帯などの変形や炎症が痛みを引き起こしている状態です。「それ以外」の原因としては加齢による軟骨のすり減り、事故によるケガ、スポーツや肉体労働による膝の酷使などが挙げられます。
「それ以外」が原因の膝痛を放置すると疾患につながることもあるため、異変を感じたらすぐ医師に相談することが重要です。
膝の痛みを引き起こす主な疾患とは？
膝の痛みを引き起こす主な疾患には、「変形性膝関節症」「関節リウマチ」などがあります。変形性膝関節症は加齢やケガにより軟骨がすり減ることで、膝関節が変形する病気です。症状が進行すると階段の昇降や正座が難しくなり、末期になると膝を伸ばしきれなくなってしまうこともあります。
関節リウマチは、炎症によって手足の関節が腫れたり変形したりする病気です。症状が進行すると痛みが全身に広がり、関節が動かせなくなって歩行困難になるなどの症状を引き起こします。
肥満やO脚・X脚などが痛みの原因になることもある
肥満やO脚・X脚なども膝痛の原因になり得ます。膝関節は体重を支える部分のため、肥満の人ほど大きな負荷がかかり、骨の変形やすり減りが起こりやすくなるのです。O脚・X脚の場合はそれぞれ膝関節の内側と外側に負荷がかかりやすく、骨や筋肉、靭帯、腱などがダメージを負っている状態です。
肥満やO脚・X脚は変形性膝関節症をはじめとする疾患の主な原因ともされています。膝痛を予防したい方は、姿勢や生活習慣を見直してみてください。
