膝関節症は日頃の心構えが大切！予防のためにできることを解説！
膝のねじれには要注意
膝関節症の原因のひとつに、膝のねじれがあります。膝のねじれとは大腿骨に対して脛骨が外側を向いている状態です。膝のねじれは膝周辺の筋肉や靭帯の緊張を招き、痛みを引き起こすことがあります。
膝のねじれは悪い姿勢や歩き方による骨盤の歪み、内ももの筋力の低下などが原因で起こります。膝痛といえば激しい運動や肉体労働が引き起こすイメージが強いかもしれませんが、日常生活で少しずつ進んでいく膝のねじれにも注意してください。
膝周辺の筋力や柔軟性を強化
膝のねじれや膝関節症を予防するために、膝周辺の筋力や柔軟性を強化することが重要です。
筋肉をほぐして膝関節の可動域を広げるには、ストレッチが有効です。正しい方法であれば膝への負担はないため、筋力トレーニングの前段階として行うことをおすすめします。筋力トレーニングでは、膝にかかる負担を減らして関節の安定性を高めます。特に大腿四頭筋や内転筋、中殿筋などを鍛えることで関節をしっかり支えられるようになり、骨の変形予防が可能です。
適正な体重の維持で予防可能
体重管理によっても、膝関節症の予防は可能です。
体重が増えるほど膝関節への負担が大きくなり、体重増加分の3倍の負荷がかかるとされています。結果として軟骨のすり減りも激しくなり、膝関節症になりやすくなるのです。そのため、筋力増強と同時に、体重を落とすためにトレーニングすることをおすすめします。ただし、ジョギングなどの激しい運動は膝への負担になるので、まずは無理のない範囲でウォーキングやストレッチを続けるとよいでしょう。
