膝が痛い！いきなり襲ってくる膝の痛みの治療法について
適度な運動で膝関節周りの筋肉が鍛える
膝の痛みを感じたときにまずできることは、膝関節周りの筋力トレーニングです。筋肉を鍛えることで膝関節が安定し、痛みが軽くなる可能性があります。特に大腿四頭筋は、膝関節への負荷を緩和するクッションの役割を持つため、重点的に鍛えることをおすすめします。
ただし、激しい筋力トレーニングやランニングは膝の負担となり、逆効果になる場合があるため控えましょう。椅子や床に座った状態でできる運動を、無理のない範囲で続けてみてください。
サポーターの装着も効果的
サポーターを装着して膝関節の安定性を高めることも、膝痛の対処法として有効です。サポーターは関節の過度な動きや衝撃を抑えつつ、関節の機能を支えてくれます。また、強い痛みの原因となる膝の冷えを予防する効果もあります。強く締め付けすぎず正しく装着すれば、膝への負担を和らげて痛みが改善する効果が期待できるでしょう。
サポーターにはさまざまなタイプや形状があります。膝を支えるために使う場合は、ベルトでしっかりと安定させられるタイプがおすすめです。
痛みがひどい場合は薬物療法や手術も視野に
ここまで自分でできる対処法を紹介しましたが、強い痛みがあるときは、すぐに病院で診察してもらいましょう。膝痛の治療法として、医師から薬物療法や手術を提案されることもあります。外服薬・内服薬や注射などの薬物療法は、簡単で比較的即効性がある方法です。
しかし、根本的に治すわけではないため、効果が切れたら投薬を繰り返さなければいけません。症状が進み薬や運動療法による回復の見込みが小さい場合、手術で痛みの原因を取り除きます。医師の提案と自身の症状に応じて、これらの治療法も視野に入れる必要があります。
